片付けながら料理をできることに関しては偉いと思います
シオの料理は、いつも思い出したように突如始まる。
深夜、やっと帰ってきたわあと思ったら。
おもむろにカウンターの向こうのキッチンへ。
何やら無表情で、たまにブツブツいいながらきのことお野菜と豚バラを炒めたり。
あと、豚バラを炒めたり。
あと豚バラを炒めたり。
っていうか、主に何か炒めている。
たまに焼いている。
何味?と聞かれると定義が難しいけど、旨味がぎゅっと詰まった料理が完成。
シオの料理は素材の味や食感を生かした、飽きのこない見た目よりも優しいお味。
何食べても美味しい。
しかし量は多い。
とても多い。
三日分くらいある。
確か夜ご飯を既に食べて帰宅したはず……
食材同士が負けてない
ニコ「オイシイデス!!」
シオ「んむ。残りはニコの明日の昼ご飯や。」
……いや、さすがに食べきれないですヨヨヨ……