トンネルを抜けると雪国であった1/2
そこそこな納税者シオのふるさと納税で温泉に行こうと画策し
あーだこーだとお宿を吟味しておりましたところ。
ニコ「どこがよいかなー？」
シオ「んー……あ、雪の…あの宿はやばいと思う。」
ニコ「アレ？」
と、急遽温泉旅行が決定。（ふるさと納税関係ない。）
ボードもスキーも持たず雪国へ。
って、出発前に「ニコさん、ダイソー行きたいんだけど」
というシオをダイソーに降ろして、シオの忘れ物を取りに一回戻ったりとか…
してたらなんかガサガサおやつとか買ってる！！
シオ「温泉では深夜にお腹すいた時用の食料が必要なんや」
とかソワソワしてたと思ったら、ニンテンドーSwitchデザリングでプレイしてるし。
通信安定しなくてやめたと思ったら…
寝た！
起きた！と思ったらお宿に電話して…
また寝た！！
シオ「ZZzz…」
インター降りてしばらく走ると。
なんか雰囲気のあるお宿来たーー！！
昔話に出て来そうな。
日本人の原風景的な。
手厚くお出迎えしてもらい、雪深いのに暖かい館内へ。
これがすんごいいい匂いを漂わせているロビー。
ご対応いただくスタッフの方もみんな親身で丁寧、ああ心もほっこりするー。
いつも無表情のシオもはんぱないと呟き、終始ニヤニヤしている。
冬来てみたかったし、いつも立ち寄り湯なので、お泊まりもしたかったらしい。
と運転しながらお腹すいたと騒いでいたので、ついたらすぐにご飯の手はずが。
シオ「ん……何食べてもうまい」
ニコ「ねー贅沢だねぇ」
シオ「時間？」
ニコ「空間？」
のどぐろって案外かわいい。
って、一人一匹って。アレ、大きくね？肉厚じゃね？
ひとつひとつがそれはもう外れなく美味しいですぅ。
自分じゃこんなにたくさん色々作れないし。
シメの雑炊に、と卵をいただきまして。
アイス食べたらリセット伝説。
可愛い雪うさぎ。柿の種の塩見と辛味があうー
ニコ「雪の中のお鍋サイコー」
シオ「雑炊って、名前変えたほうがいいと思う」
2人でとんでもない量の鍋を平らげた。ぺろり。
あーお腹いっぱいー。
と窓から雪見しながらゴロゴロ。
天国はここにあった。
